居酒屋の夜は更けて

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「何だってみんな、こんなペットみたいな名前付けられて黙っていられるんだよ!」
サタンの絡み酒は止まらない。ミカエルはいい加減、辟易し始めていた。
「ぬらりひょん!お前もそうだよなぁ!」
「おぅよ!何だぁ、ぬらりひょんってのはぁ?何を意味する擬音なんだか分からねぇ音くっつけやがって!」
「そうだそうだ!俺なんて、たまたま小豆洗ってたら、そのまま名前が小豆洗いだと!?もっと本当の俺を見ろってんだ!」
「俺なんて、餓鬼だぞ!もう名前はいいとしても、下界で使われすぎだろ!俺のイメージがどんどん悪くなるんだよ!」
白熱するこちらのテーブルに、疎ましそうな視線を寄越すのがフェニックスやペガサスのテーブルだ。
「そんな体たらくだから、品の無い名前付けられるんでしょぅ…」
サタンの耳にでも入れば一触即発だ。ミカエルはそっと目配せで詫びを入れた。
こりゃダメだ。。ミカエルはエイヒレの炙りと緑茶ハイを頼んだ。
ファンタジー
公開:21/08/10 18:00

お弁当係

2021年7月、投稿開始。
小説を読むのが好きですが、書くのも楽しそうで始めてみました。
読んでいただければ幸いです。
 

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