自動酒記
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一体どうなっているんだ。これはどんなミステリー小説よりも謎が深いミステリーだ。私は小説家として小説を書いている。今日、いつものように続きを書こうとパソコンを開いたところ、不思議なことが起きたのだ。
「小説が……完成している……」
一体、どこの誰が私の書いた小説の続きを書いたのか。誰が何のために……?
謎は深まるばかりだ。しかも驚く事に私の文章の癖、考えていた展開、書こうとしていたとおりに書かれているのだ。まさか妻が……?
「昨日、私のパソコンを触ったか?」
「いいえ。触ってませんよ。あなたパソコンを触ると怒るじゃないですか」
妻ではなかった。ならば他に一体誰が私のパソコンを触るというのだ?まさか泥棒が入ってきて小説を書いてくれるなんて話、ある訳がない。
私はよく思い出してみた。
「そうか!!」
おそらく犯人は私自身だ。私は昨日、記憶がないほど酒を飲んだのだ。きっとその時に……。
「小説が……完成している……」
一体、どこの誰が私の書いた小説の続きを書いたのか。誰が何のために……?
謎は深まるばかりだ。しかも驚く事に私の文章の癖、考えていた展開、書こうとしていたとおりに書かれているのだ。まさか妻が……?
「昨日、私のパソコンを触ったか?」
「いいえ。触ってませんよ。あなたパソコンを触ると怒るじゃないですか」
妻ではなかった。ならば他に一体誰が私のパソコンを触るというのだ?まさか泥棒が入ってきて小説を書いてくれるなんて話、ある訳がない。
私はよく思い出してみた。
「そうか!!」
おそらく犯人は私自身だ。私は昨日、記憶がないほど酒を飲んだのだ。きっとその時に……。
公開:21/11/10 09:57
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