思ったよりはやかった
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「結婚して下さい。君とならどんな困難も乗り越えていける」
晩秋の人気のない海で、彼女にプロポーズをした。彼女は嬉しそうに頷いた。
指輪を彼女の左薬指にはめた。
「嬉しい。大事にするね」
指輪をみて幸せそうに微笑んでいる。
明るくて前向きで、いつも僕を応援してくれる。ちょっとドジだけど、そんな所も可愛いくて大好きな彼女だ。
僕達は手を繋いで砂浜を歩いた。夕日で海が赤く染まり水面が輝いている。僕達の未来のようだ。
「あっ!」
彼女が大きな声をあげた。
「どうしたの?」
僕が尋ねると、彼女は気まずそうな顔をして、何もつけていない左手を見せた。 「落としちゃった」
沈んでいく夕日。誰もいない海。
「頑張って〜!」
広い浜辺で指輪を探す僕を、明るく前向きに僕を応援してくれる彼女。大好きだけど、凄くドジな所は少しなおして欲しい。初めての困難、乗り越えられるかな。
晩秋の人気のない海で、彼女にプロポーズをした。彼女は嬉しそうに頷いた。
指輪を彼女の左薬指にはめた。
「嬉しい。大事にするね」
指輪をみて幸せそうに微笑んでいる。
明るくて前向きで、いつも僕を応援してくれる。ちょっとドジだけど、そんな所も可愛いくて大好きな彼女だ。
僕達は手を繋いで砂浜を歩いた。夕日で海が赤く染まり水面が輝いている。僕達の未来のようだ。
「あっ!」
彼女が大きな声をあげた。
「どうしたの?」
僕が尋ねると、彼女は気まずそうな顔をして、何もつけていない左手を見せた。 「落としちゃった」
沈んでいく夕日。誰もいない海。
「頑張って〜!」
広い浜辺で指輪を探す僕を、明るく前向きに僕を応援してくれる彼女。大好きだけど、凄くドジな所は少しなおして欲しい。初めての困難、乗り越えられるかな。
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公開:21/11/08 01:50
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