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太古の時代。宇宙にて。「じゃあ、あの星にしよう。大した知的生命体はいないし。この最新型の原子爆弾を試すにはちょうどいい。」そう言ってポポポ星人は地球に向かって爆弾を積んだロケットを発射したのであった。
「おい、当たったか?」
「いや、何か違う物に当たりました。偶然通った彗星か何かみたいです。」
「で、どうなった?」
「彗星は爆発しました。でも最初に目標にしていた星には当たりませんでした。」
「まあ、しょうがない。データは、取れたか?」
「はい。」
「じゃあ、計画とは違ったがデータも取れたし。良しとしよう。」
こうして太古の地球は爆発を免れた。しかし、爆発した彗星はそれなりの大きさで地上に降り注ぎ環境は様変わりしてしまった。そして、恐竜は絶滅したのであった。
その他
公開:21/10/30 10:31

ソフトサラダ( 埼玉 )

時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。

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