きのこ狩り

0
2

外は雨だった。この時期になるときのこがたくさん生えるのだが、僕が目を付けてるのは、赤キノコだ。赤キノコの他に、青きのこ、緑きのこもある、多様なキノコが育生してる。僕はある事を思った。まるで信号機みたいな色だなと、そして気付いてしまった。僕はキノコ星から来た、キノコの番人なのではないかと。僕はそれに気付くと発狂してしまいそうになったが、静養作用のあるピンクキノコを食べると落ち着いた。僕はこのままではだめだと思い。目当ての赤キノコを探し当てて、好きな人にあげる事にした。そしてプレゼントしたんだ。

「これ君が欲しがっていた赤キノコだよ、君にあげる」

そう言って渡すと、彼女が言った。

ありがとう、と。

僕は喜びのあまりに下半身のキノコが、グロテスクキノコになってしまった。

それを見て彼女は顔を真っ赤にして逃げ出した。

まるでその顔は赤キノコのようだった。
その他
公開:21/10/28 07:58

海ちゃん

文章を書くのが好きです。ド素人ですが、よろしくお願いします。

コメントはありません

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容