素晴らしき10月

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10月。それは妻の財布の紐が1年で1番緩くなる時期。
去年の10月は家を買った。中古じゃない。新築だ。
この素晴らしき10月。俺はここぞとばかりに欲しいものを購入していく。
「いいわよ。好きな物、何だって買いなさい。だってこれから冬なんだから、おうちの中に籠らなきゃいけないでしょ?これは冬を楽しむ為に必要な出費よ」
夫婦揃って大量に買い込むものだから部屋はすぐにいっぱいになる。これは片付けが必要だな。
荷物を整理していると部屋の奥、見知らぬ男と遭遇した。誰だお前!?
「僕は夫のスペアです。この冬、貴方に万が一があった際に僕が貴方に代わり、夫になるんです」
こいつは何を言っているんだ?急いで妻を呼ぶ。コイツは誰だ!?
「誰って…貴方のスペアよ。あっ、分かった。私のスペアがないから焦ったんでしょ。大丈夫。隣の部屋に私のスペアもいるから」
急いで確認すると僕好みの女性が新聞紙に包まれ眠っていた。
公開:21/10/27 20:24

幸運な野良猫

元・パンスト和尚。2019年7月9日。試しに名前変更。
元・魔法動物フィジカルパンダ。2020年3月21日。話の流れで名前変更。
元・どんぐり三等兵。2021年2月22日。猫の日にちなんで名前変更。

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