道路標識

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ついに念願の車の免許を取った私は、憧れの一人ドライブに行く事にした。車を走らせていると、道路標識が目に入った。

「えーと……ここは制限速度50kmっと」

私は制限速度を守った。だってせっかく免許を取ったんだから、すぐに警察に速度違反で点数を取られちゃうとかなったら嫌なんだもん。交差点を曲がり、直進していた。すると不思議な道路標識が見えた。

100m先、異世界。

……何これ?
こんな標識、見た事ない。教習所でも習わなかった。

「何よ、100m先、異世界って」

よく分からないまま、私は車を走らせた。そして100m先にやってきた。
すると太陽の光が物凄く眩しくて、思わず目をつぶった。

次の瞬間だった。
私は、まるでグランドキャニオンのような荒野にいた。

私は車を降りた。

「ええー!?マジで異世界じゃん!!どうやって帰るのー!!」

私は、とりあえず叫ぶ事しかできなかった。
公開:21/10/22 12:11

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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