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「地球人よ。降伏しなさい。そうすれば命は助けてあげます。さもなくば地球人を全員殺します。私達の科学技術を甘くみないで下さいね。私達の兵器なら地球人なんて一瞬ですよ。さあ、選択しなさい。降伏して我々の植民地なって搾取されるか、それとも地球人は全員抹殺されるか。」
「ニャ~??」
「さあ、答えろ!!」
「ニャニャ~??」
「なんだ、そんな甘えてもダメだぞ。」
「ニャ~。ニャ~。」
「おいっ!聞いているのか?」
「ニャ~。ニャ~。」
「まとわりつくな。質問に答えろ。」「ニャ~?」
「なんなんだ。顔を舐めるな。」
「ニャ~。ニャ~。」
「キャッ!チョット待ってよ。わかったから~。」
「ニャ~。」
「ちゃんと話そう。ねっ?」
「ニャ~。ニャ~。ニャ~。」
「そんなつぶらな目で見ないで~。あ~。なんて地球人はカワイイんだ~。」

こうして宇宙人の勘違いとネコの可愛さで地球は危機を逃れたのであった。
SF
公開:21/10/12 09:34

ソフトサラダ( 埼玉 )

時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。

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