弟子入り志願
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青年「弟子にしてください。」
落語家「悪いね~。俺、弟子とってないのよ。」
青年「お願いです。弟子にしてください。」
落語家「っていうか、後にしてくんない。」
青年「弟子にしてください。」
落語家「え~と、話聞いてる?とりあえず、今、噺の途中だから後にして。」
青年「落語家になりたいんです。弟子にしてください。」
落語家「あのさ、もうチョットでオチだから、待ってくれる?」
青年「弟子にしてください。」
落語家「君、ホントに落語好き?普通、高座で落語やってる最中に弟子入り志願しないでしょ。」
青年「好きですよ。好きだから弟子にしてくださいって言ってるんじゃないですか!!」
落語家「それなら、ねっ。とりあえず、あとチョットだから、待って。」
青年「待てません。弟子入りを許可してくれない限り絶対にオチは言わせませんよ。」
落語家「なんでそうなるの。」
落語家は渋々、青年を弟子した。
落語家「悪いね~。俺、弟子とってないのよ。」
青年「お願いです。弟子にしてください。」
落語家「っていうか、後にしてくんない。」
青年「弟子にしてください。」
落語家「え~と、話聞いてる?とりあえず、今、噺の途中だから後にして。」
青年「落語家になりたいんです。弟子にしてください。」
落語家「あのさ、もうチョットでオチだから、待ってくれる?」
青年「弟子にしてください。」
落語家「君、ホントに落語好き?普通、高座で落語やってる最中に弟子入り志願しないでしょ。」
青年「好きですよ。好きだから弟子にしてくださいって言ってるんじゃないですか!!」
落語家「それなら、ねっ。とりあえず、あとチョットだから、待って。」
青年「待てません。弟子入りを許可してくれない限り絶対にオチは言わせませんよ。」
落語家「なんでそうなるの。」
落語家は渋々、青年を弟子した。
その他
公開:21/10/09 18:08
更新:21/10/09 18:08
更新:21/10/09 18:08
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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