おまけん

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秋になり涼しくなってきた。私は大学の構内を歩き、秋の訪れを肌で感じていた。

「あのっ、すみません!!おまけんやってまーす!!よろしくお願いしまーす!!」

一枚の紙を受け取った。見るとそれは、サークルの勧誘だった。秋のこんな微妙な時期に勧誘?普通、新入生が入ってくる春じゃない?
おまけんとは、オマケ研究部だった。

「オマケ研究部?それは一体――」
「興味ありますか!?おまけんとは、お菓子等で付いてくるオマケを集めて愛でて研究する、それはそれは楽しいサークルなんですよ。入りませんか?いや、その目。分かりますよ。入りたいんですよね?さあ活動場所はコチラです。さあさあ!!」

私は強引に手を引っ張られ、おまけんの活動場所である部屋に連れていかれた。

「あっ!!これ!!ランプチョコのオマケだ!!昔持ってた。懐かしいなぁ!!」

私はおまけんの魅力に魅せられ、サークルに入る事になった。
公開:21/10/07 10:51

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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