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私の彼氏は、そうめんみたいな人だ。
色白の肌に細長い体つき、おまけに周りに流されやすい。彼の流されやすい性格もあって、いつも私に合わせてくれる優しさを好きになった。でも、長く付き合っていくと徐々にそんな彼の部分が嫌になってくる。プロポーズだって「君はどうしたい?」なんて言うんだもの。乙女心を全くわかっていない。
とうとう我慢の限界がきて、私は彼に言ってしまった。
「いつも周りに流されてばかりで、ロマンスの欠片もない。芯のある人になってくれないと、結婚はできない」と。
彼は私の意見にも流されて、芯のある人間になった。アルデンテのそうめんになってしまったのだ。結果的に、そのことで彼の良い部分は失われたばかりか、煮え切らない性格になってしまい、結婚の話も流れてしまった。
気まずくなり彼とは別れてしまったが、今度結婚をするという噂が届いた。相手は健康的な褐色肌で、透明感のある女性ということだ。
色白の肌に細長い体つき、おまけに周りに流されやすい。彼の流されやすい性格もあって、いつも私に合わせてくれる優しさを好きになった。でも、長く付き合っていくと徐々にそんな彼の部分が嫌になってくる。プロポーズだって「君はどうしたい?」なんて言うんだもの。乙女心を全くわかっていない。
とうとう我慢の限界がきて、私は彼に言ってしまった。
「いつも周りに流されてばかりで、ロマンスの欠片もない。芯のある人になってくれないと、結婚はできない」と。
彼は私の意見にも流されて、芯のある人間になった。アルデンテのそうめんになってしまったのだ。結果的に、そのことで彼の良い部分は失われたばかりか、煮え切らない性格になってしまい、結婚の話も流れてしまった。
気まずくなり彼とは別れてしまったが、今度結婚をするという噂が届いた。相手は健康的な褐色肌で、透明感のある女性ということだ。
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公開:21/09/30 12:31
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