鳥のさえずり
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鳥のさえずりで目を覚ます。おかしい。私の部屋は40階。鳥はこの高さまで来れない。でも、さえずりは聞こえる。耳の中に違和感。急いで耳鼻科に行く。医者に耳の中を見られる。すると医者「あー。はいはい。いますね~。」
私「いる?」
医者「小鳥がいます。まあ、大丈夫ですよ。たまにあります。1年に1人くらいは同じ症状でいらっしゃる人がいますよ。」
私「そうなんですか。」
医者「それで、どうします?」
私「どうしますって。早く取り出しててください。」
医者「鳥、出す。ダジャレですか?まあ、出すことは出来ます。でもそうすると小鳥の命は助かりません。小鳥の命を奪えば愛鳥協会から猛烈な抗議が来ますよ。場合によっては貴方、訴えられますよ。それでも良いですか?」
私「それは、困ります。どうしましょう?」
医者「そのまま、飼えばいいじゃないですか。」
という事で私はその日から耳の中で小鳥を飼うことになった。
私「いる?」
医者「小鳥がいます。まあ、大丈夫ですよ。たまにあります。1年に1人くらいは同じ症状でいらっしゃる人がいますよ。」
私「そうなんですか。」
医者「それで、どうします?」
私「どうしますって。早く取り出しててください。」
医者「鳥、出す。ダジャレですか?まあ、出すことは出来ます。でもそうすると小鳥の命は助かりません。小鳥の命を奪えば愛鳥協会から猛烈な抗議が来ますよ。場合によっては貴方、訴えられますよ。それでも良いですか?」
私「それは、困ります。どうしましょう?」
医者「そのまま、飼えばいいじゃないですか。」
という事で私はその日から耳の中で小鳥を飼うことになった。
ファンタジー
公開:21/10/02 07:57
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、少しずつ短いお話を書いています。コメントは励みになります。
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