イマイチ信用内科

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私は有給休暇を使い、自然豊かな離島に旅行に来た。

「わー!!空が綺麗!!海綺麗!!良い景色だなぁ!!」

私は旅館に着いて、一日かけて島を観光した。夜になって旅館の部屋でのんびりしていると、虫の声だけが聞こえている。とても静かな夜だ。私はそのまま布団に入り、虫達の声を聞きながら眠った。次の日の朝、私は体のだるさを感じながら目を覚ました。なんだか体調が悪い。私は、旅館の人に体調が悪いと言った。

「まあそれは大変ね。イマイチの先生に診てもらいましょう。呼んでくるから部屋で待ってて」
「イマイチの先生?」

えっ?ヤブ医者を呼ばれちゃうの?
私はそう思った。そしてやってきたのは、ニコニコした人当たりの良さそうな穏やかな感じの男の先生だった。

「今市真陽内科の今市真陽です。ごめんねー、私の名前、不信感が凄いでしょ?イマイチ信用ないかって思うでしょ?でも本名だから仕方ないんだな。あはは」
公開:21/10/01 16:41

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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