ご褒美
2
1
お母さんと約束をした。もしも次の水泳大会で優勝したら、ご褒美に欲しかった玩具を買ってもらう。だから私は、必死になって泳ぎの練習をした。泳いで泳いで泳ぎまくった。しかしタイミングが悪い事に、先に学校でテストがあるから家で勉強しなくてはならなかった。今の私にとっては、テストなんかよりも水泳の優勝の方が大事だ。だって玩具欲しいんだもの。
私はテスト勉強を一切せず、水泳に打ち込んだ。そしてそのままテストを受けた。結果は当然、悪かった。どうでもいい。水泳の時間の方が大事だ。
「テスト頑張ったからご褒美をあげるね」
そう言ってお母さんは、玩具を買ってくれた。
テストを頑張ったからじゃなくて、水泳の大会で優勝したらご褒美をくれるって話だったよね?
テストなんて全く頑張ってないし、これじゃご褒美じゃなくて誤報日だよ。
だが私は、ラッキーだったと思い、この誤報日を利用して玩具を買って貰うのだった。
私はテスト勉強を一切せず、水泳に打ち込んだ。そしてそのままテストを受けた。結果は当然、悪かった。どうでもいい。水泳の時間の方が大事だ。
「テスト頑張ったからご褒美をあげるね」
そう言ってお母さんは、玩具を買ってくれた。
テストを頑張ったからじゃなくて、水泳の大会で優勝したらご褒美をくれるって話だったよね?
テストなんて全く頑張ってないし、これじゃご褒美じゃなくて誤報日だよ。
だが私は、ラッキーだったと思い、この誤報日を利用して玩具を買って貰うのだった。
公開:21/09/16 18:09
カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu
・SSG投稿作品1500作品突破
・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c
・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。
https://youtu.be/frouU2nCPYI
・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過
〇サウンドノベルゲーム版作品(無料プレイ可)
ブラウン・シュガー
https://novelchan.novelsphere.jp/38739/
ログインするとコメントを投稿できます