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どうしても眼鏡をかけたくない男がいた。
理由は単純に似合わないから。
中学3年生頃から近視が強くなり、さらに乱視も出てきた。
夜空の月は3つに見える。
さすがに日常生活に支障をきたし、眼鏡をかける事になった。
「うん、似合わない。」
で、その後はハードコンタクトレンズにした。
しかし、40台後半である。
今度は近くが見え辛くなった。老眼だ。
(困った。眼鏡か。まだ望みはある。)
最近、遠近両用コンタクトレンズがある事を知った。
(これで老眼鏡をかけずに済む。)
早速、お店へ直行し店員さんに相談した。
「お客様の眼の検査をした所、角膜がフラットに近いので遠近両用のコンタクトレンズは無理ですね。」
「老眼鏡ですか?」
「ご安心下さい。現在ご使用のコンタクトレンズの上から、このNASAで開発されたコンタクト★メガネをかければ驚くほど近くが見えるようになります。」
「って、結局メガネかよ。」
理由は単純に似合わないから。
中学3年生頃から近視が強くなり、さらに乱視も出てきた。
夜空の月は3つに見える。
さすがに日常生活に支障をきたし、眼鏡をかける事になった。
「うん、似合わない。」
で、その後はハードコンタクトレンズにした。
しかし、40台後半である。
今度は近くが見え辛くなった。老眼だ。
(困った。眼鏡か。まだ望みはある。)
最近、遠近両用コンタクトレンズがある事を知った。
(これで老眼鏡をかけずに済む。)
早速、お店へ直行し店員さんに相談した。
「お客様の眼の検査をした所、角膜がフラットに近いので遠近両用のコンタクトレンズは無理ですね。」
「老眼鏡ですか?」
「ご安心下さい。現在ご使用のコンタクトレンズの上から、このNASAで開発されたコンタクト★メガネをかければ驚くほど近くが見えるようになります。」
「って、結局メガネかよ。」
その他
公開:21/09/17 08:15
産婦人科専門医/指導医
@sanadakuma
tama-himawari3w.com
身体は日々の食事で出来ている。
妊婦さんにも食事の重要性について情報提供しています。
ダイエット中の方々にも食事・睡眠・運動の重要性について情報発信しています。
自身が「愛着障害」であることに気付き、もう一人の自分と上手に共生しています。
自分が、自分の『安全基地』になることが生きていくための拠り所なのかもしれない。
科学的な視点からの表現も交えて、ショートショートストーリーを作っています。
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