天然な彼女
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彼女の名前は高島明美だ。私のクラスメイトであり、そして大がつくほどの天然である。こないだも酷かった。
明美がコンビニに行くというので、ついでに十六茶を買ってきてくれと頼んだときのことだ。
明美は帰ってくるなり、開口一番「7本しか持てなかった!」と言い放った。私は耳を疑った。目を疑った。しかし明美はそういうやつなのだ。
今日も明美は大きなフサフサのヘッドホンを着けたまま教室に入ってくる。正直言ってセンスはあまりよくない。ヘッドホンにフサフサの毛がついている意味がわからないし、白色というのも好きではない。ヘッドホンといえば赤色のbeatsに決まっているだろう。
でも明美がこのヘッドホンを着けてくるのが冬だけなのはなぜだろう。
考えても仕方ない。天然の考えることなんて理解できるはずなどないのだから。
本物の天然は自分が天然であることに気がつかないというのだから尚更厄介である。どうしたものか。
明美がコンビニに行くというので、ついでに十六茶を買ってきてくれと頼んだときのことだ。
明美は帰ってくるなり、開口一番「7本しか持てなかった!」と言い放った。私は耳を疑った。目を疑った。しかし明美はそういうやつなのだ。
今日も明美は大きなフサフサのヘッドホンを着けたまま教室に入ってくる。正直言ってセンスはあまりよくない。ヘッドホンにフサフサの毛がついている意味がわからないし、白色というのも好きではない。ヘッドホンといえば赤色のbeatsに決まっているだろう。
でも明美がこのヘッドホンを着けてくるのが冬だけなのはなぜだろう。
考えても仕方ない。天然の考えることなんて理解できるはずなどないのだから。
本物の天然は自分が天然であることに気がつかないというのだから尚更厄介である。どうしたものか。
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公開:21/06/03 09:27
更新:21/06/03 09:31
更新:21/06/03 09:31
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