家具屋の姫
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「噂によるところの、かぐや姫ですって?ちゃんちゃらおかしいわ!家具屋の娘でもないくせに!私こそかぐや姫よ!家具屋の姫なんですもの!ねえ?」
「はい!お嬢様!お嬢様のおっしゃるとおりでございます!」
「竹の中にいたんなら竹姫でなくて?」
「おっしゃるとおりでございます!お嬢様!」
「月へ帰ったそうじゃないの。五人の求婚者と帝に私のお金の力で取り入ってやるわ!」
「あなた方が噂で見聞きした、かぐや姫は本物ではありません。私が本物ですの。家具を持参致しましたの。これは御挨拶代わりですのよ」
「あのお方を偽物呼ばわりして。。お金や物では代えられない大切な人とのかけがいのない時間。その尊さが理解できないそなたの家具など必要ない!持って帰れ!とっとと失せよ!」
「ひィィィィ!」
「塩をまけ!塩を!」
月を見上げる家具屋の姫
「ふん、なにさ・・・」
「お嬢様・・・二人でまた家具を作りましょうよ」
「はい!お嬢様!お嬢様のおっしゃるとおりでございます!」
「竹の中にいたんなら竹姫でなくて?」
「おっしゃるとおりでございます!お嬢様!」
「月へ帰ったそうじゃないの。五人の求婚者と帝に私のお金の力で取り入ってやるわ!」
「あなた方が噂で見聞きした、かぐや姫は本物ではありません。私が本物ですの。家具を持参致しましたの。これは御挨拶代わりですのよ」
「あのお方を偽物呼ばわりして。。お金や物では代えられない大切な人とのかけがいのない時間。その尊さが理解できないそなたの家具など必要ない!持って帰れ!とっとと失せよ!」
「ひィィィィ!」
「塩をまけ!塩を!」
月を見上げる家具屋の姫
「ふん、なにさ・・・」
「お嬢様・・・二人でまた家具を作りましょうよ」
その他
公開:21/06/05 10:49
更新:21/06/05 11:02
更新:21/06/05 11:02
かぐや姫
竹取物語
家具屋
姫
家具
帝
月
お嬢様
竹
娘
はじめまして。
前虎と申します。
作品を読んでいただけたら嬉しいです!
よろしくお願い致します。
「小説家になろう」さんにも掲載中です☆
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