6
2
和食の名店の板長を努めた男が、念願の自分の店を、駅前の一等地にオープンした。
女房の好きな花の名に『亭』を付け屋号とした。
しかし、客足はさっぱりだった。
男は味に自信があっただけに、落ち込み頭を抱えていると、女房が言った。
「あんた、屋号を変えたらどうだい?」
男は暫く考えて、はたとひらめいた。
『紫陽花亭』から『紫陽花香』に、屋号を変えた途端に、連日の盛況で大繁盛の店になったのだった。
女房の好きな花の名に『亭』を付け屋号とした。
しかし、客足はさっぱりだった。
男は味に自信があっただけに、落ち込み頭を抱えていると、女房が言った。
「あんた、屋号を変えたらどうだい?」
男は暫く考えて、はたとひらめいた。
『紫陽花亭』から『紫陽花香』に、屋号を変えた途端に、連日の盛況で大繁盛の店になったのだった。
その他
公開:21/06/04 21:35
更新:21/06/04 23:20
更新:21/06/04 23:20
言葉遊びが好きで、褒めらると伸びるタイプです。
良かったら読んでやって下さい!
ログインするとコメントを投稿できます