想いをボールに込めて①
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「好きです」
体育館の倉庫でボールの片付けをしていると、外から君の声が聞こえて来た。
窓から覗くと、断られて涙する君が見えた。
悔しかった──何でそいつを好きになったんだ。
君の魅力がわからない奴を、何で。
俺はボールを持ってコートに立った。
3ポイント。
これを決めたら、俺は泣いている君に告白する。
君の魅力は俺が一番知っていると。
「……何してるの?」
5本目のシュートを外したとき、君が体育館に入って来た。
「君に告白するために3ポイント打ってる!」
6本目のシュートを打ちながら、つい言ってしまった。
ボールはリングに当たって弾け、君の元へと転がっていく。
体育館の倉庫でボールの片付けをしていると、外から君の声が聞こえて来た。
窓から覗くと、断られて涙する君が見えた。
悔しかった──何でそいつを好きになったんだ。
君の魅力がわからない奴を、何で。
俺はボールを持ってコートに立った。
3ポイント。
これを決めたら、俺は泣いている君に告白する。
君の魅力は俺が一番知っていると。
「……何してるの?」
5本目のシュートを外したとき、君が体育館に入って来た。
「君に告白するために3ポイント打ってる!」
6本目のシュートを打ちながら、つい言ってしまった。
ボールはリングに当たって弾け、君の元へと転がっていく。
青春
公開:21/06/01 07:00
Twitterの140文字で書いたものとSSを持って来ています。(修正する場合もあります)
文字数が少ないので分かりにくかったらすみません。
SF・スペースオペラの長編をなろうで連載中です。
https://ncode.syosetu.com/n2997fc/
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