夢の中にて。
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2メートルはあろうかという大きなサッカーボールがこちらに向かって転がってくる。なぜこんなに大きいのかなど俺には知る由もない。ただ確かなのは、これが夢であるということだ。
俺は昔からやたらとよく変な夢を見る。そしてほとんど毎回、それが夢であることに気がつく。この馬鹿でかいサッカーボールもいつもの「変な夢」なのだ。
俺はそのサッカーボールを思い切り蹴り返してやった。いくら大きかろうとサッカーボールが転がってきては蹴らずにはいられまい。ボールは思いの外よく飛んだ。回転する白と黒は綺麗な灰色を作り出し、忽ち空の層積雲と同化して消えていった。
そこで目が覚めた。朝だ。やはりあれは夢だった。いや、今はそんなことはどうでもいい。仕事に行く時間である。
スケボーで車道を走り抜けるペンギンの親子を横目に、俺は改札を走り抜けて3番線へと向かった。
なんとか電車には間に合った。これで今日も仕事に間に合いそうだ。
俺は昔からやたらとよく変な夢を見る。そしてほとんど毎回、それが夢であることに気がつく。この馬鹿でかいサッカーボールもいつもの「変な夢」なのだ。
俺はそのサッカーボールを思い切り蹴り返してやった。いくら大きかろうとサッカーボールが転がってきては蹴らずにはいられまい。ボールは思いの外よく飛んだ。回転する白と黒は綺麗な灰色を作り出し、忽ち空の層積雲と同化して消えていった。
そこで目が覚めた。朝だ。やはりあれは夢だった。いや、今はそんなことはどうでもいい。仕事に行く時間である。
スケボーで車道を走り抜けるペンギンの親子を横目に、俺は改札を走り抜けて3番線へと向かった。
なんとか電車には間に合った。これで今日も仕事に間に合いそうだ。
その他
公開:21/06/01 21:26
更新:21/06/02 19:16
更新:21/06/02 19:16
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