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山の頂上に立った男は、太陽に向かって叫んだ。
「俺にはやりたいことがある! 仕事もしたいし、英語の勉強もしたいし、ゲームしたい。飲み会にも行きたいし、恋愛もしたいし、睡眠時間も十分に確保したいんだ。んなもん、二十四時間でできるわけがないだろ、二十四時間じゃ足りないんだよ。おい太陽、お前が毎日規則正しく動くからそういうことになるんだぞ。もう少しゆっくりと動いて、一日を二十五時間とか二十六時間にするんだ!」
それを聞いた太陽は腹を抱えて笑った。
「え? 七時にアラームをかけたが二度寝して十時に起きたのはどこのどいつだ? 何の考えもなくスマホをボーっと見つめる無意味な時間を過ごしているのはどこのどいつだ? 二十四時間も有意義に過ごせない奴が、二十四時間以上を求めるなんていかれてんのか。おとといきやがれ!」
男の顔は怒りで真っ赤になったが、彼にできることは下山することだけだった。
「俺にはやりたいことがある! 仕事もしたいし、英語の勉強もしたいし、ゲームしたい。飲み会にも行きたいし、恋愛もしたいし、睡眠時間も十分に確保したいんだ。んなもん、二十四時間でできるわけがないだろ、二十四時間じゃ足りないんだよ。おい太陽、お前が毎日規則正しく動くからそういうことになるんだぞ。もう少しゆっくりと動いて、一日を二十五時間とか二十六時間にするんだ!」
それを聞いた太陽は腹を抱えて笑った。
「え? 七時にアラームをかけたが二度寝して十時に起きたのはどこのどいつだ? 何の考えもなくスマホをボーっと見つめる無意味な時間を過ごしているのはどこのどいつだ? 二十四時間も有意義に過ごせない奴が、二十四時間以上を求めるなんていかれてんのか。おとといきやがれ!」
男の顔は怒りで真っ赤になったが、彼にできることは下山することだけだった。
その他
公開:21/05/29 16:17
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