月の原住民

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宇宙上に人も生命もほとんど居なくなった、不思議なある世界での出来事。
小さな小さな「月」で一人暮らしを始める女の子。
一人暮らしは初めて。不安な気持ちでいっぱい。

月をさんぽしていると、怪獣に出会う。
月には怪獣がいるのか・・とびっくりする女の子。遠くから観察。怪獣は月を食べているようだ。怪獣が食べた分だけ、月の体積が毎日減っていく。自分の家の土地が食べられている嫌な気分。このペース、100日後には半分くらい月がなくなってしまうかも・・。

女の子は怪獣に「月を食べるのはやめませんか?」と聞く。怪獣の言い分は「他の誰かが月を食べにくるんじゃないだろうか・・」とか「月が明日には、なくなってしまうかもしれないし・・」とか、不安が原因みたい。なので、できるだけたくさん毎日食べてお腹に蓄えているとか・・。

日々続く、女の子と怪獣の交渉。女の子はなんとか月がなくならないよう奮闘するのでした。
SF
公開:21/05/23 19:12
更新:21/05/23 19:19

わんこ( すーぱーうちゅう )

すーぱーうちゅう
オリジナルの絵や構想を載せています。
http://uxwxu.sakura.ne.jp/

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