カラフルパーカー
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とある小さな手作り洋服を営んでいる店主がいた。ある日、新商品としてパーカーを手作りで作り販売しようと思い、3色のパーカーを完成させた。我ながら、「良い出来栄え」と云わんばかりの笑顔がこぼれていた。次の日の朝、そのパーカーを店頭に並べるとお客さんの目に3色パーカーが止まっていた。くぎ付けにされたパーカー達は恥ずかしそうにしていた瞬間、風と共に吹き飛ばされてしまった。店主は頭を抱えて悔しそうに一言こぼした。
「使い捨ての画用紙じゃダメだったか」と苦笑い。
カラフルなパーカーたちはまるで鯉のぼりの様に天高く飛び去っていった。
「使い捨ての画用紙じゃダメだったか」と苦笑い。
カラフルなパーカーたちはまるで鯉のぼりの様に天高く飛び去っていった。
その他
公開:21/05/21 01:46
小説を書きたいという思いだけで利用しています。
学もなければ語彙力もないですがよろしくお願いします。
現在、無職の地方男です。2021年は34歳になる年です。
宜しくお願いします。
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