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近所にご老人憩いの施設があった。

ある日、真夜中にコンビニに行く途中でその前を通ったら自動ドアが開いた。
勿論誰もいない。施設も真っ暗だ。ドアまで垣根を越えて距離もある。

数日後。再び前を通った時、何かに躓き転んだ。
見ると足首は施設の方へぐにゃりと曲がっていた。

〝何か〟に躓いたはずの足下には、何もなかった──。
ホラー
公開:21/05/19 06:50

切由 まう

Twitterの140文字で書いたものとSSを持って来ています。(修正する場合もあります)
文字数が少ないので分かりにくかったらすみません。
SF・スペースオペラの長編をなろうで連載中です。
https://ncode.syosetu.com/n2997fc/

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