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友人に恥ずかしがりの男がいた。
彼は人と顔を見て話せない。
メールやLINEの様なものでなら、ふつうに話せている。
「キーボードでなら話せるってことだな」
「ま、まあね」
その彼が恋人が欲しいというので女性を紹介することにした。
「いい人、いるかな?こんな俺でも分かってもらえる?」
「いい女性を紹介できると思う。期待しておけよ」
それから数日して、
「紹介してくれた女性ととても気があってね、交際することになったよ」
「そりゃよかった。やっぱり俺の勘は当たったよ」
友人の男性はキーボードで話す。その彼に、おなじような、恥ずかしがりで、「男性はカメラを通してしかみられない」という女性を紹介した。
二人はそれぞれ特徴を合体させた。
互いにスマホを顔の前に掲げて相手を見ながらキーボードで会話している。
彼は人と顔を見て話せない。
メールやLINEの様なものでなら、ふつうに話せている。
「キーボードでなら話せるってことだな」
「ま、まあね」
その彼が恋人が欲しいというので女性を紹介することにした。
「いい人、いるかな?こんな俺でも分かってもらえる?」
「いい女性を紹介できると思う。期待しておけよ」
それから数日して、
「紹介してくれた女性ととても気があってね、交際することになったよ」
「そりゃよかった。やっぱり俺の勘は当たったよ」
友人の男性はキーボードで話す。その彼に、おなじような、恥ずかしがりで、「男性はカメラを通してしかみられない」という女性を紹介した。
二人はそれぞれ特徴を合体させた。
互いにスマホを顔の前に掲げて相手を見ながらキーボードで会話している。
その他
公開:21/05/12 23:11
#ショートショート
#短編小説
#ジョーク
読んでいただきありがとうございます。(・ω・)/
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