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閻魔大王の前に、男が連れて来られた。
閻魔様はパソコンの閻魔帳を確認すると、男に判決を下した。
「お前は地獄行きだ!」
「はあ?私は悪い事などしたことはありませんが…」
閻魔様は、指で画面をなぞった。
「うむ…確かにお前は、悪さをしていないな…でも仕方がない」
「どういう事ですか?」
「世の中には、自分とそっくりな顔の者が3人居る。それは知っておるか?」
「はぁ…聞いた事はあります」
「3人のうちの誰かが、悪事を働けば連帯責任で、ともに地獄行きとなる決まりだ!」
「そ…そんな」
「自分を恨むんだな」
男は項垂れて、地獄ヘ落ちて行った。
「では、次」
そして連れて来た者は、閻魔大王と、そっくりな顔の男だった。
閻魔様はパソコンの閻魔帳を確認すると、男に判決を下した。
「お前は地獄行きだ!」
「はあ?私は悪い事などしたことはありませんが…」
閻魔様は、指で画面をなぞった。
「うむ…確かにお前は、悪さをしていないな…でも仕方がない」
「どういう事ですか?」
「世の中には、自分とそっくりな顔の者が3人居る。それは知っておるか?」
「はぁ…聞いた事はあります」
「3人のうちの誰かが、悪事を働けば連帯責任で、ともに地獄行きとなる決まりだ!」
「そ…そんな」
「自分を恨むんだな」
男は項垂れて、地獄ヘ落ちて行った。
「では、次」
そして連れて来た者は、閻魔大王と、そっくりな顔の男だった。
ミステリー・推理
公開:21/04/29 14:45
言葉遊びが好きで、褒めらると伸びるタイプです。
良かったら読んでやって下さい!
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