生バンドカラオケ
14
6
今日は思いっきり歌いたい気分だ。
カラオケに行くと「スーパーVIPルーム(生)」というのがあったので選んでみた。
少し大きめの部屋でたしかに自由な開放感がある。
さっそく一曲目に『天体観測』を入力してみた。
…アレ?
なかなか曲が始まらない。
「あ、失礼しまーす」
お店のスタッフがぞろぞろと入ってきて、ドラムセットやエレキギターのアンプをセッティングしはじめた。
「え…え、え?」
ドラム、ベース、ギターの奏者が位置につく。
照明が消えた。
ドラムが「ワン、トゥー、ワントゥースリフォー!」とバチを叩いた。
スモークが焚かれ、高らかに伴奏が始まる。
正面の巨大スクリーンに映し出されたのは、サイリウムを振る無数の観客と『天体観測』のタイトル。
観客の激しい歓声に包まれて、俺はマイクを握りしめる。
スポットライトが熱く俺を照らし出した。
うおおお!
俺は熱唱した。
これは、気持ちいいいい!!!
カラオケに行くと「スーパーVIPルーム(生)」というのがあったので選んでみた。
少し大きめの部屋でたしかに自由な開放感がある。
さっそく一曲目に『天体観測』を入力してみた。
…アレ?
なかなか曲が始まらない。
「あ、失礼しまーす」
お店のスタッフがぞろぞろと入ってきて、ドラムセットやエレキギターのアンプをセッティングしはじめた。
「え…え、え?」
ドラム、ベース、ギターの奏者が位置につく。
照明が消えた。
ドラムが「ワン、トゥー、ワントゥースリフォー!」とバチを叩いた。
スモークが焚かれ、高らかに伴奏が始まる。
正面の巨大スクリーンに映し出されたのは、サイリウムを振る無数の観客と『天体観測』のタイトル。
観客の激しい歓声に包まれて、俺はマイクを握りしめる。
スポットライトが熱く俺を照らし出した。
うおおお!
俺は熱唱した。
これは、気持ちいいいい!!!
その他
公開:21/04/25 22:18
更新:21/04/25 22:19
更新:21/04/25 22:19
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
ログインするとコメントを投稿できます