温泉旅行
0
1
今日は神宮寺と一晩かけて少し遠くの温泉に行く。
道中、普段はマシンガントークを炸裂させている神宮寺が珍しく運転に集中し、あまり話さない。
「どうしたんだよ。お前が静かなんて珍しいな。」
沈黙に耐えきれず俺から切り出した。
「実はさ、昨日の晩、山で事故を起こしかけてさ。飛び出してきた鹿を避けたら崖から落ちそうになったんだよ。」
「ああ、だからかよ。今回は安全運転で頼むよ。」
「昨日のこと思い出したら喉が渇いてきた。ちょっとコンビニ寄っていいか?」
夜明け前の静かなコンビニに神宮寺が吸い込まれていった。
そこに一本の電話が、
「X警察署です。昨晩、神宮寺さんの遺体が見つかりました。遺体は火傷の痕が酷かったため、なかなか身元が分からず、連絡が遅くなりました。」
慌てて店内を見たが神宮寺の姿はそこにはない。
全身から冷汗が噴き出た。
どうしよう。俺免許持ってないのに……
道中、普段はマシンガントークを炸裂させている神宮寺が珍しく運転に集中し、あまり話さない。
「どうしたんだよ。お前が静かなんて珍しいな。」
沈黙に耐えきれず俺から切り出した。
「実はさ、昨日の晩、山で事故を起こしかけてさ。飛び出してきた鹿を避けたら崖から落ちそうになったんだよ。」
「ああ、だからかよ。今回は安全運転で頼むよ。」
「昨日のこと思い出したら喉が渇いてきた。ちょっとコンビニ寄っていいか?」
夜明け前の静かなコンビニに神宮寺が吸い込まれていった。
そこに一本の電話が、
「X警察署です。昨晩、神宮寺さんの遺体が見つかりました。遺体は火傷の痕が酷かったため、なかなか身元が分からず、連絡が遅くなりました。」
慌てて店内を見たが神宮寺の姿はそこにはない。
全身から冷汗が噴き出た。
どうしよう。俺免許持ってないのに……
ミステリー・推理
公開:21/04/23 18:00
北海道在住 marvelオタクの作家志望です。
細々とですが、投稿していきます。
ちょっとした息抜きにどうぞ。
Twitterでも活動しておりますのでよろしければご覧ください。
https://twitter.com/w_kusakabe0000
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます