Ⅲ.七章 欠片ガ集ウ 2/3

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「さんきゅうさん!」
 倒れたさんきゅうに駆け寄る弐っちゃん。
「貴様の処分は後だ。おい。早くしろ」
 仕方なくハックを連れ出す二人。入れ替わりにスパイスとせんせいが入って来る。
「何があったんですか?」
「おや。珍しい組み合わせですな。あいつが解放早々に騒いだだけですよ。奴は隔離室に逆戻りです。異議は認めませんよ」
「では、彼は?」
 倒れたさんきゅうを指すせんせい。
「わたしに暴行を働いたのでね。正当防衛ですよ。では…」
 部屋を出る所長。
「大丈夫?」
 さんきゅうを助け起こすせんせい。
「そ、それよりハックが…」
「ハックの事は任せて。医務室に行きましょう」
「あの…」
 せんせいを呼び止めるスパイス。
「どうかお願いします。彼にもしものことがあったら…」
 そこで口をつぐむスパイス。
「あなたも普通の職員じゃないみたいね」
 スパイスに何やら耳打ちをして、せんせい達は部屋を出た。
SF
公開:21/07/29 22:35
連載 SF 戦争 差別

Arujino( 東京都練馬区 )

まずは、こんにちは。

練馬区で活動中の趣味の絵描きです。

小説・脚本なども執筆してます。

【番号なし】 用語・設定解説

【Ⅰ】 連載作品『WonDer BroS』

【Ⅱ】 短編連作『Story Of Dri(P)Party』

【Ⅲ】 連載作品『根源悪の牧場』

【001~】 短篇集『short TaleS』
 

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