中年の星・左藤次郎

左藤次郎はどこにでもいる中年サラリーマン。
デスクワークで体の節々バキバキ。上司のお説教ガミガミ。食欲だけはモリモリ。酒もグビグビ。
そんな不摂生と運動不足で痛風になった次郎。運動の為、ボクシングを始めた。そこで才能が開花する！
ダルダルの体からは想像も出来ない素早い動き。あれよあれよとプロ試験まで合格してしまった次郎は中年の星と呼ばれた。
次郎の戦う姿は全ての中年に希望を与えた。その背中を見よ！鍛え抜かれた体感が次郎の強さの秘訣。きゅっと引き締まった腰の回転はどんな相手の懐にも忍び込む。あれぞ中年の尻軽！
風が駆け抜ければ相手は痛みに苦しむだろう。これぞ次郎の痛風ック！
そんな次郎は会社で若い子にいいところを見せようと重い荷物を持ち、ぎっくり腰に！これが中年の腰…
だが次郎は倒れない。１０カウントは必要ない！震える足で地面を掴む。これぞ中年の足！
次郎は戦う。室剛には負けたくないから！