寂れた商店街の一角で

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目を覚ますと私は商店街の一つの店にいた。
私はこれは夢だということを認識する。

商店街も店も閑散としていた。
どうもこの店はずいぶん前に廃業したらしい。
もう店であったと言えるほど原型を留めてはいなかった。

人の姿は見当たらない。

と、思ったが誰かいたらしい。
見知らぬ少女が私の元へ駆け寄ってきた。

少女は私に一冊の本を渡してきた。
私はその本を受け取って、
しばらく何の疑問も持たないままその本を読んでいた。
内容はもう覚えていない。
けれど、本は鮮やかであった、写真や絵が貼ってあり、読んでいてきっと楽しかった。


しばらく読んでいると、少女がまた近づいてきた。
私が視線を彼女に移すと、
彼女は反対側の店を指さし、
私もその指の先にある店を見た。

そこにあったのは、シャッターにへたくそな字で

「ありがと」

そう書かれていた。

そこで目が覚めた。
その他
公開:21/07/22 04:15

湖楠*

うみな と読みます。

思い付きで書いたものを投稿してます。
タイトルは考えずに書いてるので特に意味はないはずです。
タイトル付けるのうまくなりたい。あと作品作りも。

Twitter
https://twitter.com/m2_asx

ここでも書いてます
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