会議での出来事

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朝から会議の予定だったが、寝過ごしてしまい朝食抜きで出席する羽目になった。あゝお腹すいたなァ、昼までまだ30分あり時計の針が少しでも早く進む様に見つめていた。
昼は近くの店でバイキングを思い切り食べようと考えていると、いつの間にか私はレストランに居た。
うわー美味しそうだと採ろうと手を伸ばすと、皿は手の届かない所に勝手に動くので、追いかけようと移動すると別の皿が私に迫って来た。
まァーこれでも良いかと手を伸ばすが、前にアクリルスクーリンがあるのか壁となりどうしても採れない。
違う皿に手を伸ばすと、太い腕が、私の目の前に現れ採らせない様に遮った。
オイ君、寝ボケては駄目だぞ、会議の隣席の腕の太い男が私を揺り起こした。
俺の腕に君が、かぶりつきそうになり驚いたぞと言った。

会議が終わり、隣席の男にバイキングの店に行こうと誘うと、あの店は今日から営業停止になっているぞと言った。
ファンタジー
公開:21/07/17 15:36
更新:21/07/17 19:53
秋田柴子さん 「誰もいない砂浜で」 射谷友里さん 「砂の駅と卵売りの少女」

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