プール開き
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ジリジリと日差しが照り付ける。ちらほら蝉の鳴き声も聞こえ始めた今日この頃。
「明日はお待ちかねのプール開きです!」
そう言うと、子供達がわーーーっ!と歓声が上がる。暑くなってきたし、みんなも嬉しそうだ。
「せんせぇ」
「ん?なぁに?」
連絡事項の後、一人の男の子がもじもじしたがら聞いてきた。
「あのね、あしたのおにもつなんだけど」
「うん」
「とんかちいらないの?」
「え?」
トンカチ?
「なんでかな?」
「ぷーるびらき、するんでしょ?」
「明日は、水着とお帽子とタオルだけでいいよ?トンカチはいらないよ」
「だってね、まえにおうちでひらいたとき、とんかちつかったもん」
「?開いた?プール開きしたの?」
「ううん、おもち」
あーーーー!!!
鏡開きか!!!
一人納得した私は笑いを堪えながら、トンカチはいらないことを説明したのでした。
「明日はお待ちかねのプール開きです!」
そう言うと、子供達がわーーーっ!と歓声が上がる。暑くなってきたし、みんなも嬉しそうだ。
「せんせぇ」
「ん?なぁに?」
連絡事項の後、一人の男の子がもじもじしたがら聞いてきた。
「あのね、あしたのおにもつなんだけど」
「うん」
「とんかちいらないの?」
「え?」
トンカチ?
「なんでかな?」
「ぷーるびらき、するんでしょ?」
「明日は、水着とお帽子とタオルだけでいいよ?トンカチはいらないよ」
「だってね、まえにおうちでひらいたとき、とんかちつかったもん」
「?開いた?プール開きしたの?」
「ううん、おもち」
あーーーー!!!
鏡開きか!!!
一人納得した私は笑いを堪えながら、トンカチはいらないことを説明したのでした。
その他
公開:21/07/14 09:16
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