囲碁を1ミリも知らない人が囲碁盤を見つけたら
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「のう大臣よ、これは一体何のゲームじゃ?」
「は、殿下。敵味方で色が違うので、チェスと似たようなものではないかと」
二人は囲碁盤を見つめた…。
「なるほどチェスみたいなものか。どれ、儂らもやってみるかの」
「はは!」
50分後…。
「では、ここで儂は黒石25個を消費して魔王バンデラスを召喚する!漆黒の炎で前方9マスを焼き払ってくれよう!」
「ぬぬ!では私は墓地の槍兵を白石6つで復活させますぞ」
「くはは!その程度の兵力で我がバンデラスを止められるものか!続けて前方9マスを…ん?」
「ふふふ、お気づきになられましたか殿下」
「…あと少し黒石が足りぬわ。コストがデカすぎたか!」
「これで形勢逆転のようですな。戦について学ぶ最高の教材ですな♪」
「ふむ、我が国にもこれを取り入れるとしようかの」
「良きお考えです。さすがは殿下!」
こうして囲碁は謎のゲームと生まれ変わり、輸出されたのだった。
「は、殿下。敵味方で色が違うので、チェスと似たようなものではないかと」
二人は囲碁盤を見つめた…。
「なるほどチェスみたいなものか。どれ、儂らもやってみるかの」
「はは!」
50分後…。
「では、ここで儂は黒石25個を消費して魔王バンデラスを召喚する!漆黒の炎で前方9マスを焼き払ってくれよう!」
「ぬぬ!では私は墓地の槍兵を白石6つで復活させますぞ」
「くはは!その程度の兵力で我がバンデラスを止められるものか!続けて前方9マスを…ん?」
「ふふふ、お気づきになられましたか殿下」
「…あと少し黒石が足りぬわ。コストがデカすぎたか!」
「これで形勢逆転のようですな。戦について学ぶ最高の教材ですな♪」
「ふむ、我が国にもこれを取り入れるとしようかの」
「良きお考えです。さすがは殿下!」
こうして囲碁は謎のゲームと生まれ変わり、輸出されたのだった。
その他
公開:21/07/12 14:31
最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。
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