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女の子が、園庭の砂場で遊びながら、ママのお迎えを待って居た。
玩具のスコップで穴を掘っていると、ランプが出て来た。
「なんだろう?」
ランプの砂を払うと、モクモクっと人が現れた。
「こんにちは」
「おじさん、だあれ?」
「ランプの精だよ。掘り起こしてくれたお礼に、願い事を3つ叶えて上げるよ」
「ねがいごと?」
「何かあるでしょ?」
「ん…ないかも」
「どんなことでも、良いよ?」
「あっ」
「何だい?」
「トマトを食べられるようになりたい!」
「トマト?」
「いつも残すから、ママにしかられるの」
「後は?」
「未来、遅くなって、ごめ~ん!」
「あっママだ?!おじさん、バイバイ」
女の子はランプを置いて、ママの所ヘ駆けて行った。
それを見て、ランプの精は微笑んだ。
「私の出番は無いようだな…」
そう言うと、ランプの精は消えて無くなった…。
玩具のスコップで穴を掘っていると、ランプが出て来た。
「なんだろう?」
ランプの砂を払うと、モクモクっと人が現れた。
「こんにちは」
「おじさん、だあれ?」
「ランプの精だよ。掘り起こしてくれたお礼に、願い事を3つ叶えて上げるよ」
「ねがいごと?」
「何かあるでしょ?」
「ん…ないかも」
「どんなことでも、良いよ?」
「あっ」
「何だい?」
「トマトを食べられるようになりたい!」
「トマト?」
「いつも残すから、ママにしかられるの」
「後は?」
「未来、遅くなって、ごめ~ん!」
「あっママだ?!おじさん、バイバイ」
女の子はランプを置いて、ママの所ヘ駆けて行った。
それを見て、ランプの精は微笑んだ。
「私の出番は無いようだな…」
そう言うと、ランプの精は消えて無くなった…。
その他
公開:21/07/06 12:00
言葉遊びが好きで、褒めらると伸びるタイプです。
良かったら読んでやって下さい!
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