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スマホを片手に、ハムカツをビールで流し込み、キュウリを手づかみでかじる。
はあーっと大きなため息が出た。
なんであのとき告白しちゃったんだろう。
僕は馬鹿だ。ちゃんとしたお店を予約して、いい感じの雰囲気で告白しようと思ったのに…
酒に酔った勢いで告白するなんて、ダサすぎだ。
彼女は「少し考えさせて」と言ってくれたが、内心では引いていただろう。
そして今、その酔った失敗を酔って忘れようとしている。でも、彼女からの連絡を待ってしまっている僕がいる。
ピロンッ
スマホが震え、彼女の名前が表示される。
『今から会える?』
行きたい気持ちも怖い気持ちもある。
急いで支度を済ませると、僕は集合場所へ駆け出した。
彼女はすでにそこにいて、僕を待っていた。
星空の下に立つ姿も可愛い。まるで織姫だ。
「あのね…」
彼女の言葉に僕は笑顔でうなずく。
僕の腕の中で微笑む彼女の目には、一筋の天の川がかかっていた。
はあーっと大きなため息が出た。
なんであのとき告白しちゃったんだろう。
僕は馬鹿だ。ちゃんとしたお店を予約して、いい感じの雰囲気で告白しようと思ったのに…
酒に酔った勢いで告白するなんて、ダサすぎだ。
彼女は「少し考えさせて」と言ってくれたが、内心では引いていただろう。
そして今、その酔った失敗を酔って忘れようとしている。でも、彼女からの連絡を待ってしまっている僕がいる。
ピロンッ
スマホが震え、彼女の名前が表示される。
『今から会える?』
行きたい気持ちも怖い気持ちもある。
急いで支度を済ませると、僕は集合場所へ駆け出した。
彼女はすでにそこにいて、僕を待っていた。
星空の下に立つ姿も可愛い。まるで織姫だ。
「あのね…」
彼女の言葉に僕は笑顔でうなずく。
僕の腕の中で微笑む彼女の目には、一筋の天の川がかかっていた。
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公開:21/07/05 19:21
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コメント読んだりお返事したりするのはとても好きなので、気楽にコメントいただけると嬉しいです。
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