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轟雷の最中。突如、日本の上空にUFOの大軍が現れた。すかさず、航空自衛隊が出動し、軍用機による、警告が行われる。だが、機は次々と、ピンポイントで落雷に直撃。墜落していった。まるで宇宙人が雷を操り、狙っているかのようだ。
 日本政府及びGHQは、これを、宇宙からの侵略であると判断し、ついに攻撃に転じた。しかしながら、人々の恐怖は膨れ上がる一方だった。何せ、これまた正確な落雷攻撃によって、ミサイル等の兵器は、迎撃されてしまうのだ。
 人類は、もう二度と、陽の光は浴びれないだろうと、絶望し始めていた。

 一方その頃。UFOの操縦室では、会議と言う名の、愚痴大会が開かれていた。
「こいつら、なんなん」
「これじゃあ、地底人まで電気信号が届きませんね。あのハエみたいなやつとの通信も試しましたが、50京ワットでも、耐えられないみたいで」
 彼らは、雷が地底人に届くまで、上空に、居続けるつもりらしい。
SF
公開:21/07/04 18:15

藤崎正(セカンドオニオン)

2021年2月に、物語を考えるのが好きで始めました。
もしよければ、コメント残して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

追記:2021.11.14 名前を『藤崎正』(フジサキショウ)に改名しました。一応分かりずらいと思うので、旧名(セカンドオニオン)は、付け足しで残しておこうと思います。


物語.com https://monogatary.com/user_page/story/f73e9d0f-3f97-11ec-81c5-0242ac120002

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