白米好きのカラス
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あ、ここにもいた。
最近、白色のカラスをよく見かける。
最初は、よく家の付近のゴミ捨て場にいたのだけど、今では、こんな5キロも離れた所にまで、遠出しているらしい。
ここでもこの子は、米だけを拾って、巣に持ち帰ろうとしている。
好物なのかな。
だから、米と同じ白色なのかも。
私は、確かめるために、このカラスを追ってみることにした。
すると予想通り、行き着いた先には、大量の米とカラスが集っていた。
ただ、何かが、おかしい。
何故か彼らは全員、中央の米を見たまま、沈思黙考しているのだ。
しかもさっきの彼は、なにやら、細い布のようなものを、今頭に巻き始めている。
そして、あの変なくちばしのカラスは、何?
「カァー、ヨイショ」
え? 今「ヨイショ!」って言ったよね。
「カァーッ、ハイ!ハイ!ハイ!――」
私は、呆気に取られた。
まさか、餅つきをするカラスがいたなんて。
最近、白色のカラスをよく見かける。
最初は、よく家の付近のゴミ捨て場にいたのだけど、今では、こんな5キロも離れた所にまで、遠出しているらしい。
ここでもこの子は、米だけを拾って、巣に持ち帰ろうとしている。
好物なのかな。
だから、米と同じ白色なのかも。
私は、確かめるために、このカラスを追ってみることにした。
すると予想通り、行き着いた先には、大量の米とカラスが集っていた。
ただ、何かが、おかしい。
何故か彼らは全員、中央の米を見たまま、沈思黙考しているのだ。
しかもさっきの彼は、なにやら、細い布のようなものを、今頭に巻き始めている。
そして、あの変なくちばしのカラスは、何?
「カァー、ヨイショ」
え? 今「ヨイショ!」って言ったよね。
「カァーッ、ハイ!ハイ!ハイ!――」
私は、呆気に取られた。
まさか、餅つきをするカラスがいたなんて。
ファンタジー
公開:21/06/27 16:32
2021年2月に、物語を考えるのが好きで始めました。
もしよければ、コメント残して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
追記:2021.11.14 名前を『藤崎正』(フジサキショウ)に改名しました。一応分かりずらいと思うので、旧名(セカンドオニオン)は、付け足しで残しておこうと思います。
物語.com https://monogatary.com/user_page/story/f73e9d0f-3f97-11ec-81c5-0242ac120002
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