カタオモイ
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今日の姉さんはどうやら機嫌が悪いらしい…
僕の朝食を作ると、何も言わず部屋を出ていった。
姉さんと暮らし始めて一年近くなるが、僕というものが在りながら姉さんは惚れっぽく、他の男の所に行っては泣いて帰ってくる。
そんな女とは別れろと周りは言うが、僕は姉さんが大好きだ。
結局、姉さんが最後に帰ってくるのは僕のところなのだ。
その自信と余裕があるから、浮気しても許せるし待っていられる。
案の定、姉さんが泣きながら帰ってきた。
「わぁ~ん!やっぱり浮気してた!しかも7股!!マジ信じらんない!!」
少しお酒が入っている姉さんは酔いながらも僕のご飯を作ってくれる。
やっぱり僕のことが好きなんだぁ~と感じる瞬間だ。
「やっぱり私にはキミだけだよ~」
毎回同じセリフを吐いてはすぐ寝てしまう。そんな姉さんが可愛くて愛おしい。
僕は羽をめいっぱい広げて喜びを全身で表した。
けど返ってくるのはいつも寝息だけだ。
僕の朝食を作ると、何も言わず部屋を出ていった。
姉さんと暮らし始めて一年近くなるが、僕というものが在りながら姉さんは惚れっぽく、他の男の所に行っては泣いて帰ってくる。
そんな女とは別れろと周りは言うが、僕は姉さんが大好きだ。
結局、姉さんが最後に帰ってくるのは僕のところなのだ。
その自信と余裕があるから、浮気しても許せるし待っていられる。
案の定、姉さんが泣きながら帰ってきた。
「わぁ~ん!やっぱり浮気してた!しかも7股!!マジ信じらんない!!」
少しお酒が入っている姉さんは酔いながらも僕のご飯を作ってくれる。
やっぱり僕のことが好きなんだぁ~と感じる瞬間だ。
「やっぱり私にはキミだけだよ~」
毎回同じセリフを吐いてはすぐ寝てしまう。そんな姉さんが可愛くて愛おしい。
僕は羽をめいっぱい広げて喜びを全身で表した。
けど返ってくるのはいつも寝息だけだ。
その他
公開:21/06/24 22:08
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