ブラックバイト

12
5

今日はアルバイト初日、頑張るぞ!
「店長、私は何をすればいいですか?」
「あ、じゃあもうすぐ別の子が来るから、とりあえずその子に仕事のやり方教えてあげてくれる?」
「え?いやあの、私もまだ来たばかりなんですけど…」
「でも採用したのは君のほうが1時間早かったから、君のほうが先輩でしょ?」
「え?」
「え?」
「……」
「じゃあ後は頼んだから!」
店長はそそくさとどこかへ出かけていった。
入れ違いに女の子が1人やって来た。
「はじめまして!今日からよろしくお願いします、先輩」
「よ、よろしく…」
「先輩、私は何をすればいいですか?」
「そうね…まずは店内を見て回ろうか。私もよく知らないし」
「え?」
「あのね、私も今日が初日なの」
「ええ!」
私たちは開店前の店内で呆然と立ち尽くした。
こんな状況で本当に店を開いていいのだろうか?
ううん、でも私が頑張らないと!
だって私、先輩だもん!
その他
公開:21/06/23 09:04

水素カフェ( 東京 )

 

最近は小説以外にもお絵描きやゲームシナリオの執筆など創作の幅を広げており、相対的にSS投稿が遅くなっております。…スミマセン。
あれやこれやとやりたいことが多すぎて大変です…。

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容