手のひらのドラゴン
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むかしむかしあるところに、心優しい人々が静かに暮らす小さな王国がありました。お城の中には病気がちなお姫様がいました。
ある日、お姫様は湖へ散歩に出かけました。
すると綺麗に咲いているお花を見つけました。
ひらひらと蝶々でしょうか。
お姫様がその花に近づいてみると。
なんと蝶々ではなく小さなドラゴンではありませんか。お花の蜜をすっています。
お姫様が手をさしだすと。お姫様の小さな手のひらに舞い降りました。
「バイバイ。またくるね」
お姫様は散歩に出かけることが楽しみになりました。小さなドラゴンとお姫様はお友達になりました。
やがて兵隊さん達が攻めてきました。お城が燃えています。お姫様の命が危ない!と、その時。小さなドラゴンが現れました。
兵隊さんたちには大きなドラゴンの姿に見えました。みんな慌てて逃げ出しました。
あの頃よりも大きくなった手のひらを、お姫様は見つめ微笑みました。
ある日、お姫様は湖へ散歩に出かけました。
すると綺麗に咲いているお花を見つけました。
ひらひらと蝶々でしょうか。
お姫様がその花に近づいてみると。
なんと蝶々ではなく小さなドラゴンではありませんか。お花の蜜をすっています。
お姫様が手をさしだすと。お姫様の小さな手のひらに舞い降りました。
「バイバイ。またくるね」
お姫様は散歩に出かけることが楽しみになりました。小さなドラゴンとお姫様はお友達になりました。
やがて兵隊さん達が攻めてきました。お城が燃えています。お姫様の命が危ない!と、その時。小さなドラゴンが現れました。
兵隊さんたちには大きなドラゴンの姿に見えました。みんな慌てて逃げ出しました。
あの頃よりも大きくなった手のひらを、お姫様は見つめ微笑みました。
ファンタジー
公開:21/06/17 09:12
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はじめまして。
前虎と申します。
作品を読んでいただけたら嬉しいです!
よろしくお願い致します。
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