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三十歳になった僕達は、
タイムカプセルを掘り出すために小学校を訪れる。
僕を好きだと言ってくれた彼女には、
内気で控えめな昔の面影なんて残っていなかった。
茶髪で、耳にピアスが開いていて、子どもを連れている。
彼女の心はもうわからないけれど、
梅の花を眺める姿が、とても、綺麗だった。
タイムカプセルを掘り出すために小学校を訪れる。
僕を好きだと言ってくれた彼女には、
内気で控えめな昔の面影なんて残っていなかった。
茶髪で、耳にピアスが開いていて、子どもを連れている。
彼女の心はもうわからないけれど、
梅の花を眺める姿が、とても、綺麗だった。
その他
公開:21/04/02 17:00
ツイノベ
140字小説
超短編
百人一首
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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