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「私はね、月のお姫様なの」と言っていた、
幼稚園時代に友達だった女の子を思い出す。
母親に聞いてもアルバムを探しても、
どこにも女の子の姿は見当たらなかった。
夜中に目を覚ます度に月を眺める。
あの子はもしかしたら、
友達がいなかった僕が生み出した、幻だったのかもしれない。
幼稚園時代に友達だった女の子を思い出す。
母親に聞いてもアルバムを探しても、
どこにも女の子の姿は見当たらなかった。
夜中に目を覚ます度に月を眺める。
あの子はもしかしたら、
友達がいなかった僕が生み出した、幻だったのかもしれない。
ファンタジー
公開:21/04/01 17:00
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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