#159 花明かり(百景 9番)

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色を奪われた街に色売りの老婆が訪れました。
「私は歳を代償に色を生み出します。
この色で街が美しくなるのなら、私が老いることも気に留めません」
と、顔をシワだらけにして微笑みます。
色を取り戻した街は静かに時間が動き出します。
街を去る老婆の横顔は、まるで少女のようでした。
ファンタジー
公開:21/03/28 16:00
ツイノベ 140字小説 超短編 百人一首

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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