#145 星借り屋さん

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「また一つ、空から星が消滅しました。
依然、原因究明には至らず――」
星借り屋さんに頼んで、星の光を貸してもらう。
そうして私の部屋は、借り物の光で満たされている。
空から奪った光だ。偽物の光だ。
この左手で届く程度の星に触れる。
それでも私は、希望にも似た光をそこに見た。
ファンタジー
公開:21/03/25 17:00
ツイノベ 140字小説 超短編

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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