#132 未来都市②

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遊具もベンチもないただ広いだけの公園で、
手押し機械を動かしている男性がいた。
「なにをしてるんですか?」と訊ねると、
「この機械で地質調査ができるんです。街の発展のためですよ」
だそうだ。去っていく男性と機械を眺める。
街の発展と引き換えに、草花が車輪に轢かれては散った。
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公開:21/03/23 14:00
ツイノベ 140字小説 超短編

秋助( 言葉のどこか )

文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。

主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。

【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825

【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086

【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki

【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280

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