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「もしもし~。今、最寄りの駅についたよ!ここからどうやって行けばいい?」
「あ、無事についてよかった。駅からうちまではすぐなの。
まず駅を出たら、からすが電信柱に止まっている方を向いて、右の道をまっすぐ進んで」
(ん?からす!?)
「左手にモンシロチョウとモンキチョウが遊んでいるキャベツ畑が見えたらその角を左に曲がるの」
「えっ、ちょっ……」
「そしたら猫が寝ているブロック塀が見えてくるから、そこを今度は右に曲がって。
そうすると、すぐに道が二股になるんだけど、そこはてんとう虫が止まっている葉っぱを目印に進んでもらえばすぐにうちだから!
どう?分かるかなぁ?」
「……うん。これっぽっちもたどり着ける気がしないから、悪いけど駅まで迎えに来てくれる?」
「あ、無事についてよかった。駅からうちまではすぐなの。
まず駅を出たら、からすが電信柱に止まっている方を向いて、右の道をまっすぐ進んで」
(ん?からす!?)
「左手にモンシロチョウとモンキチョウが遊んでいるキャベツ畑が見えたらその角を左に曲がるの」
「えっ、ちょっ……」
「そしたら猫が寝ているブロック塀が見えてくるから、そこを今度は右に曲がって。
そうすると、すぐに道が二股になるんだけど、そこはてんとう虫が止まっている葉っぱを目印に進んでもらえばすぐにうちだから!
どう?分かるかなぁ?」
「……うん。これっぽっちもたどり着ける気がしないから、悪いけど駅まで迎えに来てくれる?」
その他
公開:21/03/06 14:13
児童文学、エッセイ、小説などを書き散らかし、公募にいそしんでおります。
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