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夏休みが始まると、従妹のちーちゃんが私の家に遊びにくる。
そうしたら縁側の柱で背くらべをしたり、
底の深い川で遊ぶのが恒例だった。
私が大人になった今、柱に記された、
低いままのちーちゃんの身長を眺める。
ごめんね、ちーちゃん。
あのとき、大きい方のスイカを渡せばよかったね。
そうしたら縁側の柱で背くらべをしたり、
底の深い川で遊ぶのが恒例だった。
私が大人になった今、柱に記された、
低いままのちーちゃんの身長を眺める。
ごめんね、ちーちゃん。
あのとき、大きい方のスイカを渡せばよかったね。
その他
公開:21/03/17 16:00
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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