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昔、亀を助けたことがある。十年ほど経った今日、
女性が「助けていただいた亀です」とやってきた。
「絶対に襖を開けないでください」と部屋に消えていく。
ガタガタとする音が気になり、思わず襖を開けてしまう。
すると、女性が裏返しになって動けずにいた。
「あの、助けてください」
女性が「助けていただいた亀です」とやってきた。
「絶対に襖を開けないでください」と部屋に消えていく。
ガタガタとする音が気になり、思わず襖を開けてしまう。
すると、女性が裏返しになって動けずにいた。
「あの、助けてください」
ファンタジー
公開:21/03/17 15:00
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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