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二年前のことだ。
小雨が降る中、僕と彼女は傘を差しながら夜桜を眺めていた。
なんとなく別れの予感はあったのかもしれない。
言葉は交わさず、ただ散りゆく桜の軌道を追いかける。
あの日と同じく小雨が降る今日、
適当に傘を取り出して頭上へ広げる。
桜の花びらが数枚、地面へと落ちた。
小雨が降る中、僕と彼女は傘を差しながら夜桜を眺めていた。
なんとなく別れの予感はあったのかもしれない。
言葉は交わさず、ただ散りゆく桜の軌道を追いかける。
あの日と同じく小雨が降る今日、
適当に傘を取り出して頭上へ広げる。
桜の花びらが数枚、地面へと落ちた。
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公開:21/03/13 16:00
ツイノベ
140字小説
超短編
文芸サークル『感傷リップループ』主宰。
小説、脚本、短歌、ツイノベなどを執筆しています。
主に文学フリマ、テキレボが生息地。
毎日13時にツイノベ(140字小説)を5作載せる予定です。
【note】(雑記、創作関係)
http://note.mu/akisuke0825
【エブリスタ】(小説)
https://estar.jp/users/246758086
【カクヨム】(小説)
https://kakuyomu.jp/users/akinoaki
【はりこのトラの穴】(脚本)
http://www.haritora.net/script.cgi?writer=4280
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